産業看護講座Nコースとは?

産業看護講座Nコースとは?

基本的に産業看護師の仕事をするためには、正看護師の資格を持っていれば問題ないのですが、産業看護師のための日本産業衛生学会産業看護部会という団体が存在しています。日本産業衛生学会産業看護部会が行っている講座が存在しているのですが、その講座が産業看護講座Nコースと呼ばれています。この産業看護講座Nコースの全課程を修了することで、産業看護職継続教育基礎コースの受講資格を取得することが可能になります。

 

産業看護師は一般的な医療現場や介護の現場などで行う仕事とは異なってくるので、このような講座を用意して、少しでも就職する時に有利な状況を作り出すと共に、就職してから苦労しないでスムーズに仕事がこなせるように、いろいろな対策が練られているのです。特に産業看護師は看護師の資格を取っていきなり就職するような職場ではなく、ある程度看護師としての経験を積んでから転職する職場となっています。

 

それだけ産業看護師として就職するのが難しくなっているということですし、他の企業看護師も当然難しい仕事内容となっているので、このような勉強をしてきましたよという証明である資格を取得することが採用確率を上げる最大のポイントと言えるでしょう。しかし、現在では産業看護講座Nコースという形ではなく、短縮Nコースと言ったような名前で開催されるのが一般的となっています。

 

このようにいろいろと変わってしまう場合もあるので、まずはインターネットを駆使して情報収集を行い、産業看護講座Nコースのことをしっかりと調べておく必要があります。しかし、産業看護講座Nコースのことを詳しく書いていない場合が多いので、日本産業衛生学会産業看護部会に問い合わせをしてみるのが最も確実な方法です。

 

産業看護師というのは一般的な看護師の上を行くレベルでなければいけませんし、企業によっては産業保健師を募集している場合もあるので、倍率が高くて人気の職業なのです。よって資格の取得は欠かせませんので、短絡Nコースは必ず受講しておくべきでしょう。