産業看護師(産業保健師)の年収調査
看護師といえば病院、保健師といえば、地域で暮らす方々の保健指導や健康管理を行うのが主な仕事ですから、一般的には病院勤務だったり、市役所・保健所に勤務されている方が大半ではないかと思います。もちろん、看護師や保健師の就業先はそればかりではありませんが、その中でも断トツで人気となっているのが産業看護師(産業保健師)ではないでしょうか。産業看護職は、看護師または保健師の資格があれば誰でも勤務することができ、年収も高いということもあってその人気ぶりは他に類を見ないと言っても過言ではありません。
たとえば、市役所勤務などの場合、正社員ならば年齢とともに年収もアップしていきますが月の給料、年収に関して言えば産業保健師に劣ります。また市役所などに勤務している保健師の中には非常勤として勤めている方も意外に多いですから年収ではかなりの差が生じてくるのは当然です。看護師の場合は、病院勤務において「激務と収入のバランスが合わない」と感じている方が多いことから、収入より働きやすさを求めて転職する方が多いようです。
産業保健師として勤務されている方の中には、年収500万円以上という方も多く、しかも勤務して3〜4年、しかも30代でこの金額の年収をもらっているのですから市役所などに努めている保健師の方と比べると100万円以上は変わってくるのではないでしょうか。ただし、その分残業が多かったりすることもあるようですが、それ相応に見合ったお給料をもらうことができますので年収が少なくて嘆いている方も少ない傾向にあります。
経験年数によって異なってくる部分はあるものの、平均して500万〜600万円の年収が相場になっているようですから、人気があるのもうなずけます。
一点だけ気をつけたいことは、一般社員として雇用されるため、企業によって給与・待遇などが異なるということです。経験・年齢によっても待遇が異なるため、臨床経験であったり産業看護の知識などにに自信のある方は、より好条件の求人情報を探すことをおすすめします。
給料アップが見込める企業の選び方
企業の医務室で働くと言ってもすべてが同じ条件とは限りません。給料も違えば勤務時間や勤務形態が異なってくることも少なくありません。
自分のスキルを高められて、より働くことに意欲を出せるような企業に努めたいというのが誰しも思うところではないかと思いますが、やはり一番はお給料の面をしっかりと考えなくてはいけないのも事実ですよね。できる事なら収入がアップできるような職場を選びたいものです。
会社で一定の審査を行い、その審査の内容によってお給料の見直しをしてくれる企業であれば収入アップを見込むことも十分可能です。また、労働組合などが設置されている企業であれば、収入アップの道も開けてくると言えます。
しかしながら、自分の理想とする企業に出会えれば誰も苦労はしません。そう簡単にいかないから今まさに悩まれていると思います。そこで、看護師専門の転職サイトを利用したことで、自分の条件に見合った職場を見つけたり、収入が今以上にアップできたという方も少なくありません。専任のコンサルタントやアドバイザーが一人ひとりについてくれるからこそ、理想の条件で納得のいく職場を見つけることができるのかもしれません。