企業看護師になるための履歴書の書き方「志望動機の欄がポイント」

就職をする時には必ず履歴書を作成しなければいけませんが、基本的に履歴書の書き方は、どこの職場であっても一緒になっています。しかし、1ヵ所だけ職場によって違う書き方をするべきところがあるのですが、それは志望動機の欄です。通常履歴書は、住所や電話番号、名前や職歴、学歴や資格などを書くので、どこへ就職する時であっても変わりはありません。ただし、志望動機だけは就職先の特徴に合わせた書き方をする必要があるのです。

 

例えば民間企業に勤務する看護師として就職する場合には、一般的な医療機関に勤務する看護師と同じ書き方では書類選考で落とされてしまうでしょうし、書類選考がなくても面接で落とされてしまう可能性が高くなります。企業看護師と医療機関で働く看護師では、やはり環境も仕事内容も異なっているので、志望動機は異なった文章にする必要があります。

 

医療機関というのは不特定多数の人が受診に来るので、受信に来た人すべてが対象となるのに対して、企業看護師の場合には、自分が所属している企業の人が対象となっているのが一般的です。また、医療機関での看護師の仕事は、基本的には医師の補助となっているのが一般的ですし、病院やクリニックによっても入院患者の世話や雑用などを行う必要がある職場も存在しています。

 

それに対して企業看護師の場合には、医務室勤務であればケガ人の応急処置や病人の看護、メンタルケアや健康指導をすることもありますし、フィールドナースであれば営業の仕事をすることになるので、自分が就職を希望する職場に関係ある志望動機がベストです。医務室勤務であれば、社員が安心して仕事ができるように力を尽くしたいというような内容がよいのですが、病院勤務でこのような志望動機を書くことはありえません。

 

しかも志望動機というのは履歴書を書く時に、最も多くの人が悩んでしまうことなので、じっくりと文章を選んで簡潔にわかりやすく書く必要があります。後は基本的な書き方を実行すれば問題ないでしょう。