看護師の保健室勤務に活かせるスキルと身につくスキル

保健室で働く看護師のスキル情報

保健室・医務室への勤務に必要なスキル

病院で働いていた看護師が、保健室勤務をすることは決して珍しい事ではありません。看護師の方の転職先の一つとなっていますし、大変人気のある職種であることは、すでにご存知だと思います。もちろん、看護師という資格があり臨床経験を積んでいる時点で、すでに条件を満たしていると言えますが、より保健室(医務室)勤務を満足いくものにするためには、どういった点が大切になると思いますか?また活かせるスキルなどはあるのでしょうか。

 

保健室勤務というのは、企業もしくは大学の保健センターなどに勤務することを指す場合が多いと思いますが、大半の仕事は社員や学生などの健康管理を行うことだと言えます。近年では、メタボや糖尿病、生活習慣病などの予防や健康指導などを行うこともあると言いますので、これらの知識を併せて持っていると大変有利になると言えますし、当然のことながら仕事の大半は一人で行うことになりますのでパソコンができてエクセルやワードの基本を知っているくらいのスキルは必要です。

 

看護師という仕事自体、大変責任が重いものだと言えますから中途半端な気持ちで務まるものではありません。予防医学に興味があり、社員や学生のために行動できる方、他の職種の方とコミュニケーションを取りながら仕事をしていけるという方に適している職種です。この資格、このスキルがなくてはいけないというわけではありません。しいて言うのなら看護師の資格があり経験を積んでいることですので、興味のある方はぜひトライしてみると良いでしょう。

 

保健室・医務室への勤務で身につくスキル

看護師と言えば、やはり病院や個人医院などが主な職場となりますが、中には看護師として企業や学校の保健室に勤務されている方もいます。日勤のみで平日出勤、土日祝日休みということもあって、大変人気のある職種だと言えます。看護師という仕事自体、大変責任のある仕事ですのでどんな仕事も大変である事に変わりはありませんが、保健室勤務というのはごく少数もしくは一人で勤務することになりますので、コミュニケーション能力も長けてくると言えます。

 

一人ひとりの健康管理、もしくは病気を予防するための策を講じたりと自分で行動することが求められてきますので、資格云々よりも自分で考えて自分で責任を持って行動をすることができるようになります。これも保健室勤務だからこそ身につくスキルではないでしょうか。病院に勤務している時は医師の指示を仰いだり、決められた通りに動くことがほとんどだったと思いますが、保健室勤務はそうはいかない部分もたくさんありますので、行動力を身につけることができます。

 

また、自分で考えて行動することになりますので思考力も身につけることができると言っても過言ではありません。予測をしてどのように対応していけばいいのか、それをどうやって実践していくのがベストなのかなど道筋を立てて考えることができるようになります。保健室勤務は夜勤がないだけで、責任感のある仕事内容です。そのために、自分に身につくスキルはたくさんありますので魅力的な仕事だと言えるでしょう。