トヨタ自動車の概要と企業看護師・産業保健師の求人チェックポイント
トヨタ自動車といえば日本最大規模の企業、そして世界最大規模の自動車メーカーとして知らぬ人はいない存在です。戦後の高度成長期をはじめ、日本経済を牽引してきた企業でもあります。本社は愛知県豊田市トヨタ町。賛否両論ありまずか、企業名がそのまま地名になったケースとして有名です。なお、この本社のほか、東京本社として東京都文京区後楽に、名古屋オフィスとして名古屋市中村区名駅にそれぞれ拠点を構えています。
そのほか、生産拠点も多数。本社工場のほか、元町工場、上郷工場、三好工場、堤工場、明知工場、下山工場、衣浦工場、田原工場など愛知県に集中しているのが大きな特徴です。そのほか、車両生産を行う工場としてトヨタ車体いなべ工場やトヨタ自動車東日本東富士工場、岐阜車体工場などがあります。もちろん海外にも拠点をもうけており、アメリカのテキサス工場、インディアナ工場、カナダのウッドストック工場、イギリスのバーナストン工場など世界各地に広がっています。
従業員数は単体で6万9125人、連結にすると31万7716人。売上げは単独で8兆2411億円、連結だと18兆5836億円と驚くべき数字に上ります。日本を代表する企業というのもこれでわかるというものです。
工場勤務の従業員の健康・メンタル管理
そんなトヨタでの企業看護師・企業看護師の役割はやはり工場で勤務する従業員の健康管理でしょう。連日自動車生産のために働く従業員の健康を維持することがまず求められます。健康診断の記録を管理し、必要ならば健康指導を行うことが求められます。
また、従業員の健康を損ねる労働環境だと判断された場合には企業に対して環境の改善を提案する役割も重要な意味を持ってくるでしょう。工場勤務の従業員は非正規雇用が多いため、生活や将来への不安に対する心のケアも重要なポイントとなってきそうです。
全国各地に拠点を設けている企業だけに、看護師・保健師の需要も多いでしょう。企業で働きたいと思っている看護師・保健師はまずトヨタ関連の求人を探してみるとよいのではないでしょうか。