旭化成の概要と企業看護師・産業保健師の求人チェックポイント
旭化成といえば硝子製品がもっとも有名でしょうか。ほかにも住宅、建材、繊維、さらには医薬品、医療などの業務も行っています。本社は東京都千代田区神田神保町にある一方、本店は大阪府大阪市北区中之島に設置されています。創業は1931年。スポーツへの支援でも名高く、過去にオリンピックでメダルを獲得した選手が在籍していたり、陸上・柔道で輝かしい実績を収めています。
幅広い事業を行っていることもあり複数の事業会社が存在し全国各地に拠点を設けています。代表的なところでは旭化成ケミカルズ、旭化成せんい、旭化成ホームズ、旭化成メディカルなど。また関連会社も多数、旭化成アビリティ、旭化成エンジニアリング、旭化成商事など。これらの事業会社・関連会社を見たことがあるという人も多いでしょう。これらの会社を含めた連結の従業員数は2万5085人。堂々たる大企業です。売上げも連結で1兆4335億円を誇ります。
健康管理以外の分野でも看護師・保健師が活躍
そんな旭化成での看護師・保健師の仕事といえばやはり医薬品・医療方面の求人にまず目が行くことでしょう。民間企業に勤める場合でも直接医療に携わりたい、という人も多いはず。医薬品・医療関連での仕事を探す場合には事業会社、関連会社からの求人を幅広く探していく必要があるでしょう。
一方、企業看護師・産業保健師としての仕事をしていきたい場合にもどの事業・関連会社で勤務するかによって業務内容が大きく異なってくる可能性があります。工場で働く場合とそうでない場合では大きな違いが出てくるでしょう。カウンセリングなど心のケアを重視していきたい場合には工場以外の求人を、看護師・保健師として総合的な役割を担っていきたい場合には向上関連からの求人を意識して探すとよいかもしれません。
企業の規模、スペック、事業内容ともに、旭化成は看護師・保健師の働く場が幅広く用意された魅力的な選択肢といえるかもしれません。なお、30歳時の平均年収は563万円。かなり高い水準にあります。看護師・保健師の待遇を知る上でもこの数字は参考になると同時に魅力ともなるでしょう。
