【インタビュー】企業内医務室に転職した看護師さんに聞きました!第一弾
●看護師Yさんのプロフィール
看護大学を卒業してすぐ大学病院に就職し、研修を経て病棟勤務を行うが、5年目で外来勤務に部署替えとなり、同じ大学病院で10年間勤務していた。しかし、待遇面に不満があって転職を考えていたときに、マイナビ看護師とナースフルという転職サイトに出合い、非公開求人を紹介してもらったことで民間企業の医務室で勤務することになる。事前に産業カウンセラーの資格を取得したこともあり、正社員として採用してもらうことに成功して現在に至っている。
企業内医務室の求人は、普通の探し方ではほとんど発見することはできませんので、私の場合は「マイナビ看護師」と「ナースフル」という2つの転職サイトに登録をして、さらに非公開求人を紹介してもらうという形で就職しました。公開されている求人はかなり少ないですし、発見しても倍率がかなり高くなっているので、就職するのが難しくなっています。
しかし、非公開求人を紹介してもらうことによって、通常の求人では知ることができない部分まで教えてもらうことができますし、それほど倍率も高くはならないので、転職するときには看護師専門の転職サイトを利用するのが最も効率的だと思います。
基本的な産業看護師の仕事になります。急病人が出たときにはそのままベッドで安静にしているべきなのか、病院へ行くべきなのかと言った判断を行い、ケガ人が出たときには応急処置を行います。また、私以外にも産業保健師が在籍しているので、頻度は少ないですが健康に関する指導を行うこともあります。
他にもメンタルケアや安全指導、衛生面に関する指導もありますし、健康診断を行うときには健診センターなどから来た医師や看護師の案内、検査機器の設置などを手伝う場合もあります。そしてパソコンを使って健康管理を行うのも仕事に含まれていることから、かなり仕事の幅が広くなっています。