クリニカルスペシャリスト（フィールドナース）の一日

フィールドナースの仕事は病院ではなく、医療メーカーなどに社員として所属し営業の社員と病院に行って医療機器などの説明や補助などをする仕事です。
フィールドナースはまず会社に出社して医療機関や他社の医療メーカーなどから来ているメールや郵便物をチェックしてから同行する営業マンと打ち合わせをします。この打ち合わせでは今日行く医療機関に対してどのように医療機器などをおすすめするかなどの看護師としてどのようにアドバイスや補助をすればいいかを打ち合わせして打ち合わせが終わり次第病院へ向かいます。

 

病院に着いて午前中に以前に導入した医療機器が問題なく使われているかを医療スタッフに確認します。看護師の知識や経験を活かして医療機器がうまく使われるようにアドバイスをします。

 

午後には新しい医療機器を導入してもらえるように医療機関にデモを行ったり営業マンの販売のサポートなどを行います。ここでは営業マンのサポートに徹することが多いですが、看護師としてアドバイスをすることがあれば看護師の立場からアドバイスをします。営業マンは自社の商品を導入してもらうことに徹しますが、看護師はサポートの他にも導入が決定した際の手続きなどの事務処理や医療機関への操作方法の説明なども仕事になります。

 

ここまでの業務で病院で行う業務が終了となります。帰社後は担当の営業マンと今日の業務内容を確認してから報告書、作業日報を書いてからメールチェックや明日の仕事内容を確認して1日の業務が終了となります。

 

ここまでがフィールドナースの一般的な1日の仕事内容になります。医療メーカーによって業務内容は異なりますが、この他にも医療機器を使ってもらうために病院の体制やチーム医療作りのアドバイスなども行います。営業先は総合病院だけではなく個人クリニックや介護施設などにも医療機器を導入することがあるので、フィールドナースは幅広い知識が必要になります。