東急百貨店【企業看護師・産業保健師の求人募集について】

東急百貨店の概要と企業看護師・産業保健師の求人チェックポイント

東急百貨店は東急グループの中核企業として、国内を代表する百貨店として有名な企業です。1度はこの百貨店で買い物をしたことがあるのではないでしょうか。本社は東京都渋谷区道玄坂。創業は1919年。前身は白木屋呉服店でした。1958年に白木屋と東横百貨店と合併、1967年に現在の名称に解消されました。

 

日本を代表する百貨店だけに、全国各地に拠点が設けられています。本店となる渋谷本店のほか、同じく渋谷にある東横店、吉祥寺店、たまプラーザ店、さっぽろ店、さらに専門店ビルの形で日吉東急アベニュー、港北東急、町田東急ツインズ、さらに関連会社として長野県にあるながの東急百貨店などがあります。なおタイのバンコクにも東急百貨店マーブンクロン店が展開されています。

 

売上高は単独で2323億4400万円、連結では2737億4600万円。従業員数は単独で2578人、連結では4012人。どちらも堂々たる規模。百貨店は厳しい経営を強いられているといわれていますが、やはり企業スペックは現在でも非常に高いといえるでしょう。従業員の平均年齢は36.9歳、平均勤続年数は12年となっています。

 

企業看護師・産業保健師の役割

そんな東急百貨店における企業看護師、産業保健師の役割はどのようなものなのでしょうか。まずやはり心のケアが最重視される傾向があるようです。工場での勤務がないため、身体的な健康よりもやはり精神的な健康の維持の方が重要視されるのです。

 

とくに上述したように百貨店は売上げ減が続いている状況。厳しいノルマにさらされて苦しんでいる従業員も少なくありません。また、経営環境の改善や再編も相次いでおり、リストラの不安に晒される機会も増えています。そうした従業員に対して適切なケアを行うことが求められるのです。それだけに看護師・保健師ともにカウンセリングの技術がまず第一に求められます。

 

求人・待遇の傾向

求人でも経験者が優遇されることが予想されますから、自分がその条件を満たしているのかを確認しておくことも重要でしょう。また、産業看護や産業保健といった分野とは離れますが、デパートや百貨店では医務室・救護室の求人募集が出ることがあります。病院以外の職場として企業の求人をお探しの方は医務室専属の勤務も視野に入れて転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。

 

なお、東急百貨店の平均年収は約390万円。同業種の中ではかなり低い水準となります。看護師・保健師の待遇も同様でしょう。その点も踏まえて働きやすさと収入のバランスも考えながら求人探しを進めていきましょう。