日産自動車【企業看護師・産業保健師の求人募集について】

日産自動車の概要と企業看護師・産業保健師の求人チェックポイント

日産自動車も多くの大手企業と同様に自前の健康保険組合を持っています。日産自動車で働く看護師は、各事業所の医務室(企業内診療所)や健康保険組合に勤務することになります。日産自動車で社員の健康管理に携わる看護師を参考にしながら、企業看護師の求人募集状況などについて考えてみましょう。

 

<日産自動車とは?>
日産自動車は、ビッグスリーと称される日本の自動車メーカーの一つです。本社を神奈川県に構え、代表取締役はカルロス・ゴーン氏ですね。北の北海道陸別試験場から九州の日産自動車九州工場まで20以上の事業所を持ち、北米・欧州・アフリカ・中東・アジア・オセアニア・南米などの海外にも多くの事業所を抱えています。現在、フランスの大手であるルノーの傘下にあり、国内では「インフィニティ」でブランド展開も行っています。

 

<安全衛生面を重視する自動車産業>
日産自動車に限らず、自動車メーカーは「安全衛生」を重視しています。自動車メーカー幹部の座談会などを見ると、機器を扱うオペレーターの安全行動、安全対策が徹底されている設備であるにもかかわらず、事故や災害は起きるということのようです。要因はいろいろあるようですが、従業員の意識、健康状態、作業手順などにも関係があるとか。自動車メーカーに勤務する企業看護師には、これらの要因に深く関わっていく必要が出てきます。

 

従業員の不健康な状態、煩雑な作業手順、気持ちの上で悩みを抱えた状態は作業のミスにつながり、大事故になる可能性も孕んでいます。たしかに、健康管理業務での各種健康診断、突発的な事態(怪我・病気)への対応は企業看護師の重要な仕事です。しかし、それ以上に、「現場での安全な作業のための社員の健康」ということを前提に社員の健康管理を行うのが、自動車メーカーでの企業看護師なのです。

 

企業看護師として採用されるために必要なこと

日産自動車のような自動車メーカーでは、作業環境や作業手順などの観察・チェックも企業看護師に求められるケースもあります。病気にならないための施策の実施と同様に、事故を起こさないための案・施策に企業看護師として関わる場合もあるということです。特に、現場(作業所)の医務室や診療室に勤務する看護師には重要なことでしょう。日産自動車のような大手自動車メーカーで看護師では、普通の企業とは少々違った視点も必要になるようですね。自動車メーカー勤務を目指す看護師は知っておいた方がいいと思います。企業看護師は、単なる看護業とは違うのだ!という心構えが大切ですよ。