朝日放送の概要と企業看護師・産業保健師の求人チェックポイント
企業で働く看護師（産業看護師）はたくさんいますが、朝日放送のようなTV局に勤務して、社員の健康管理をしている看護師もいます。TV局は一般企業とは異なる側面を持っていますが、朝日テレビを参考にして、TV局で働く産業看護師の求人募集やその現状などを見ていきましょう。
朝日放送とは？
朝日放送は、近畿地方（滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山）を放送の対象とした民間放送事業者になります。TVはABCテレビ、ラジオはABCラジオと呼ばれていますね。TVの兼営局で、テレビはテレビ朝日、ラジオはTBSラジオ・文化放送・ニッポン放送を兼営しています。本社は大阪府にあり、報道からドラマ・アニメ、バラエティに至るまで多種多様な番組を制作しています。エー・ビー・シーメディアコム、アイネックス、カガミといった関連会社も持っているようですね。
TV局での企業看護師の役割
企業で働く産業看護師は、社内の医務室・健康管理室、あるいは企業が有する健康保険組合などに勤務しますが、TV局の場合もおおよそ同じような感じだとお考え下さい。ただ、TV局の場合は、番組中に待機して、緊急的な病気などに備える看護師、あるいは、番組制作のロケに同行する看護師というような通常の企業ではお目にかからないようなケースもあります。こういった場合は、正社員というより臨時的な雇用になるようですね。企業という意味では、朝日放送などのTV局も同様ですが、ロケの同伴・番組での待機といった通常の企業看護師ではあまりない状況があることも把握しておいてくださいね。
TV局の看護師求人では、現場での救急的な病気・怪我などに対して、迅速な対応ができる能力が一番に求められています。ある程度の臨床経験がある看護師には、けっして無理ではないと思います。しかし、芸能人や著名人と親しくなれる可能性がある、あるいは番組などを身近に見ることができるTV局の看護師は競争率がかなり高いと言われています。求人に関する情報収集は率先して行う必要があるでしょう。当然ですが、怪我・病気などに対応する能力だけでなく、健康管理（体調管理も含む）全般の知識・技術が必要になるのは言うまでもありません。
