企業のコールセンターの看護師求人探し予備知識
企業で働く看護師といえば医務室や治験ナースなどが広く知られていますが、コールセンターの仕事も増えています。医療関連の企業や医療コールセンターなどに勤務し、利用者からの問い合わせに対応することになります。
健康に関する電話相談業務
では看護師のコールセンターの仕事はどのような内容となっているのでしょうか。もっとも多いのが夜間や休日に怪我や病気が発生した場合に応急処置などのアドバイスを行うこと。医療機関が開いていない時に非常に重要な役割となります。
医療製品の問い合わせ対応
それから製薬会社や医療機器メーカーにおけるコールセンターの仕事もあります。この場合は関連商品に関する問い合わせに対応する仕事となります。その商品を購入した消費者からの問い合わせはもちろん、取引相手の業者からの問い合わせにも対応することになります。この場合も高い専門知識が求められるだけに、看護師のスキルが求められるのです。
こうしたコールセンターの仕事は外部委託となっていることも多いため、コールセンターを専門に行っている会社に勤務する選択肢も出てきます。通常の看護師の仕事とは異なり、直接患者と接する機会がほとんどないこと、緊急事態や急な対応が求められることが多いなど、特殊な役割が求められる点が大きな特徴といえるでしょう。
求人の傾向と対策
こうしたコールセンターの仕事は実務経験が求められ、求人によっては「5年以上の看護師経験」などの条件が設けられているケースもあります。
また、他の企業勤務の看護師求人と同様に、求人が一般公開されないことが多いため、看護師専門の転職サイトの非公開求人が必須になります。求人探しの際は夜間コールセンター業務の有無や経験年数の縛りなどもしっかり確認したうえで、求人を紹介してもらうようにしましょう。
